アブラコウモリ

アブラコウモリ

 我が家は浅羽ビオトープの近くにあるのですが、いつの頃から2階の雨戸の戸袋の裏側にコウモリ君が住み着くようになってしまいました。ちょうど息子の部屋の窓の雨戸なのですが、夜、鳴き声がして何かいるみたいだと言います。

 昼間の明るいとき、恐る恐る雨戸を動かしてみると(滅多に使わない雨戸でした)、中に10数匹のコウモリ君が住み着いていて、雨戸を開けた拍子に、明るい空へ飛びたっていきました。

 それはそれで良かったのですが、コウモリ君がいた後の壁には糞尿?と思われるシミがつき、さらに雨戸の下には黒い米粒の2倍ぐらいの大きさの糞が散らばっていて、かなりの悪臭です。

 しょうがないので、糞をすべて洗い流し、壁面も出来る限りきれいにしたのですが、どうやら臭いが残っているらしく、しばらくするとまた中で声がするといいます。

 昼間に飛びたたせるのは可愛そうかなと思い、夜そ〜っと雨戸を開け、最後に残った1匹を、ちょっと可哀想でしたがフラッシュ撮影したものが上の写真です。10数匹いたときは、子供と思われるコウモリ君もいましたが、このときは3〜4匹でした。

 この写真のコウモリ君ですが、胴体の体長は10数cmです。色は黒というより茶色に近いような気がします。写真のように耳が大きく目は小さい特徴があります。後足で雨戸の出っ張りにしっかりつかまって逆さまになっていました。

 ちなみにウィキペディア等で生態を調べてみると、蚊等を捕食するので益獣としての側面もあるそうですが、鳴き声と臭いはやはり我慢できません。以来雨戸ははずしてベランダに立てかけてあります。

撮影年月:2013年5月


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