クマバチ

 最近ビオトープを散歩していると、頭の上でブンブン音が聞こえてきます。何だろうと思い周囲を見回すと、何やら黒い大きな虫が頭上数mの所を飛んでいます。飛び方もブ〜ンとうなりながらス〜っと飛んだり、ヘリコプターのように一カ所に滞空したりと様々です。

 最初はカナブンかと思ったのですが、カナブンは一カ所で滞空することはなく、また光の加減で体色の一部に黄色い色が見えましたので、これは蜂だな、と分かりました。

 となるとあとは何という蜂かと言うことになりますが、体がずんぐりしていること、尻の部分が黒く体は黄色なので、たぶんクマバチだろうと考え、自宅の図鑑で確かめてみたところ飛んでいる様子などからクマバチである事が分かりました。

 実は何回か飛んでいる状態の写真も撮影したのですが、残念ながらうまく撮影できませんでした。この写真はたまたま花の蜜を集めているときに撮影したものです。ちょっと角度が悪いのが残念ですが、あまり近く付くと刺されそうでおっかなびっくりで撮影です。

 ちなみに「リムスキーコルサコフ」が作曲した「熊蜂の飛行」という音楽がありますが、まさに飛んでいる様子をあらわしたもので、実際に飛ぶ姿や音を目にすると音楽の意味もよく分かります。

撮影日時:2010年5月19日 浅羽野ビオトープ

クマバチ

 浅羽ビオトープの河川敷では春から夏にかけてこのムラサキツメクサの花が咲き誇るのですが、その花の蜜を集めているのがこのっクマバチ。

 刺されるのが怖いので接写もこわごわです。

撮影年月日:2012年7月

撮影場所:浅羽ビオトープ 遊歩道脇の草むら


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