スジモンヒトリの幼虫

スジモンヒトリの幼虫

 いつもの浅羽野ビオトープに行く途中、河川敷に行くために堰堤を越えなくてはいけないのですが、その途中、ふと足下を忙しそうに動く茶色っぽい物体が。

 「う、なんだ?」と思いながら腰をかがめて見ると、必死に移動していたのがこの毛虫君です。茶色い毛が全身に生えていて、そのふさふさした毛を揺らしながら懸命に移動しています。

 名前は「スジモンヒトリ」。なんだかやくざさんの独り者を思い浮かべますが、蛾の幼虫です。典型的な毛虫君で、人によっては見るのも嫌なのでは。

 見るからにとげとげにドクがあり、触っただけでかぶれそうですが、実際にはないそうです。でもつまみ上げるには勇気がいります。

 だいいち大きさだって5cmぐらいあります。しかも移動速度が妙に速く、撮影にも苦労しました。河川敷で地面に向かってカメラを構えてウロウロしているおじさんの姿は、端から見ると何とも異様な光景です。

撮影日時 2010年5月

撮影場所 浅羽ビオトープの堰堤近く


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