たまたま樹木の下で頭上を見上げたら、頭の上50cmぐらいのところにこの手の幼虫が数十匹の塊で、あちこちの枝の先端に鈴なりになって、今にも落ちてきそうに思え、さすがに驚いて首をすくめていったん退散。
その後少しずつ近づいて、撮影に良さそうなグループを選んで撮影。これがその時の写真ですが、正直なところともかく気持ちが悪い。
それでも滅多に見られないものなので、しげしげと観察。頭の後ろにオレンジ色の球体?が出来ているものと、そうでないものが混在していました。
その後この付近を通る度に観察していましたが、ある時期というか、特定の大きさになると散らばっていくようで、後には食い散らかされた枝だけが残っていました。
この時の大きさですが、体長4cmくらい。太さ7mmぐらいでしょうか。ともかくある意味壮観でした。自宅に戻って名前をいろいろ探したのですがなかなか見つからずそのままになっていましたが、今日になって別の幼虫の名前を探している途中で、偶然発見。ようやく名前が判明しました。
撮影日時:2012年5月
撮影場所:埼玉県坂戸市 浅羽ビオトープの中央付近の樹木
1枚目の画像の幼虫軍団は、大きくなるにつれ、樹木のあちこちの枝に分散し、やがてどうやらさなぎになる場所を求めて地上に降りるようです。
ただあれだけの大量の幼虫がいつごろ地表に降りていくのかは良く分からず、いつの間にかいなくなっているという感じでした。
しかしたまたまビオトープの遊歩道をウォーキングをしているとき、足元を必死に移動している幼虫を発見。これが最終形ではないかと思われますが、なかなか迫力のある模様です。
体長が5cmぐらい。
撮影日時:2015年5月
撮影場所:浅羽ビオトープのコンクリート遊歩道上