花粉を集めるミツバチ

 浅羽ビオトープ中央付近に白い小さな花をいっぱいつけた樹木があるのですが、天気がよいとここにミツバチやらクマバチやらハナムグリなどが一杯集まってきます。

 樹木に近寄ると虫たちの羽根の音があちこちからブンブン聞こえてきて、「お〜、今日もがんばって蜜を集めているんだな」とすぐ分かりますが、クマンバチもいたりして、近づくときは結構不安です。

 このミツバチ君もまさに集めている真っ最中。足の周りに少しだけ花粉がくっついています。

 最近ミツバチが減少したというニュースを良く聞きます。これは日本だけでなく世界中で起きている問題のようです。日本では平成20年度が前年度比で14%減、群れの数も38592群から33220群になったという報道もあります。

 原因はダニの寄生という説が有力ですが、真相は不明。異常気象による気候の変動と共に、昆虫の減少が起きると農作物への影響は計り知れないものがあります。

撮影日時:2010年6月

撮影場所:浅羽ビオトープ中央付近の遊歩道近く


トップページに戻る ハチのページへ