ビオトープの樹木の幹を見ながら散歩をしているとき、この毛虫君を発見。その場ではまったく名前が分からず、自宅に戻ってからネットで必死に写真を検索。
ようやく名前を発見。改めて手持ちの図鑑で今度はその名前を調べてみると、ちゃんと出ていました。「ヒトリガ」という蛾の仲間のようで、正式名称は「ヨツボシホソバ」といいます。
木の幹に付いた地衣類を食べると書かれていますので、幹にいた理由が納得できました。しかしフサフサした毛は、見ていてあまり気持ちの良いものではありません。
名前の由来である「ヨツボシ」というのがどこにあるのかよく分かりません。もしかしたら成虫の羽根かなんかに模様があるのかもしれません。
また胴体の真ん中辺が黒ずんでいるので、もしかしたら怪我でもしているかと思っていたのですが、どうやらこの部分はもともと黒っぽい模様があるみたいです。
赤い斑点が毛の根元にあるのがチャームポイントでしょうか。体長は4cmくらい。
撮影日時:2010年5月
撮影場所:埼玉県坂戸市浅羽野ビオトープ
ヨツボシホソバの成虫です。幼虫とは似ても似つかない色です。山吹色と言うのでしょうか。
その中に黒い斑点があるのが特徴的。足は青銅色?光沢があるように見えます。
体長は3〜4cm。葉っぱの裏にひっそりととまっていました。近づいても逃げることがないので撮影は容易でしたが、接写だとピントが合いにくい。ちょっとぼけています。
撮影日時:2015年5月
撮影場所:坂戸市 浅羽ビオトープ