庭先のコンクリート上にいたコスズメ

コスズメ スズメガ

 庭のコンクリートの上でじっとしていたコスズメです。蛾と言うと気持ち悪いと言う人が多いです。特にでっぷりと太ったお腹やふさふさの触覚なんかを見ていると、不気味なようなふてぶてしいような印象を受けます。

 しかし羽根の形なんかは、まるでステルス戦闘機のようで、ちょっと見方を変えれば格好良く見えるのではないでしょうか。

 とはいうものの、ではチョウチョのように手でつまむことが出来るかというと、それはやはり遠慮したくなります。なおこのスズメガの種類は多いので、もしかすると名前が違うかもしれません。

 我が家の小さな庭に朝顔を撒いてから、毎年その種が落ちて、時期になると自然に朝顔が育ち始めます。もったいない?ので、その辺にある家庭菜園で使っていた棒を立ててやると、ものすごい勢いで成長します。そして、ある時角のついた幼虫を発見します。

 朝顔の種を取ろうとして手を葉っぱの中に入れたとき、すぐそのそばに丸丸と太った幼虫がいたりすると、やはり一瞬血の気がひきます。

 そうゆうわけで我が家の庭で育った幼虫たちは時期が来るといつのまにか土の中に潜りサナギとなり、ある時期成虫となり、夜なかに家の壁にくっついて、またまた家人を驚かせます。

撮影日時:2005年8月

撮影場所:自宅庭のコンクリートの上


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