生物の分類


 高麗川の浅羽ビオトープ周辺に生息している生き物たちを写真で紹介していますが、これらの生き物たちの分類はどのように行われているのかということに興味を持ち、まとめ直してみました。

 一応現段階では、いくつかの生物については「目」「科」「名称」という形で分類していますが、もともと生物学では7段階の階級があります。

 一番上の分類が「」と言われているもので、私がここで主に紹介している生き物たちは「動物界」に所属しています。

 その次が「門」となり、我々のような人類は「脊つい動物門」となり、昆虫の類は「節足動物門」、ヒルのようなうねうねした生き物は「軟体動物門」となります。このあたりまではある程度常識の範囲内で分かるような気もします。

 しかしこの先はどんどん細かくなります。例えば「脊椎動物門」だけを見ても、その先の分類は「綱」となり、「ほ乳類」「鳥類」「爬虫類」「両生類」「硬骨魚類」「軟骨魚類」と分かれていきます。

 ビオトープに生息している脊椎動物は、魚類等を除いてほぼすべての分類に属する生物がいると思われます。

 さらにそのほ乳類は「目」という分類で「霊長目」(サル目)「食中目」(モグラ目)「食肉目」(ネコ目)「げっ歯目」(ネズミ目)「翼手目」(コウモリ目)「奇蹄目」(ウマ目)と分かれます。

 「目」の次は科になりますが、「霊長目」は「ヒト科」「オランウータン科」「オナガザル科」「オマキザル科」「メガネザル科」「キツネザル科」と分かれていきます。

 ヒト科を例にとると、次が「属」となり「ヒト属」と「類人猿」に分かれ、最後に「種」が来て、我々人類は「ホモ・サピエンス」と呼ばれるようになります。

 まとめると界、門、綱、目、科、属、種という7段階の分類となり、その下に各生物の名称が来ます。ただ私がこのサイトで紹介している生物のほとんどは節足動物に属するのかなと思っています。

 ただし、この「節足動物門」は「昆虫綱」「甲殻綱」という大きな分類があるものの、それ以外に多足類も存在し、今でもその分類方法に諸説があるようです。

 というわけで、このサイトではいまだに分類がはっきりしない部分は除いて、目、科、名称という部分に重点を置いて分類しています。(かなり大雑把です)

 なお「昆虫綱」の下には当然ながら「目」があるわけですが、この種類も凄く多いです。このサイトで紹介している昆虫類は「カゲロウ目」「「トンボ目」「カマキリ目」「バッタ目」「カメムシ目」「甲虫目」「シリアゲムシ目」「チョウ目」「ハチ目」といったものです。

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